
吉田山散策を終えたら、さあ下山です。
山頂広場から神楽岡通りへ下ります。
このへんはなかなか静かな住宅街が広がっていていいですね。


白川通りを抜け、鹿ヶ谷通りに来たら目的地はすぐそこです。
豆かんで有名な『銀閣寺喜み家』です。

小さな店内には先客が2名のみ。
ゆっくりできそうです。

さてオーダーですが、もちろん豆かんが有名なのでそちらも是非食べたいのですが
それよりも気になるのが「京風白味噌雑煮」。
4月上旬までの限定のようで。
以前、京都駅前の『はしたて』で頂いてからちょっとはまってます。
というわけで「京風白味噌雑煮と小さな豆かん付き(900円)」と「クリームあんみつ(700円)」をオーダー。
待つことしばし。
やってきました。まずは白味噌雑煮。


よもぎ生麩が上にのっています。
白と緑でなんともほっこり美味しそうです。
生麩の舌には白餅が2個入っています。

春の昼間から白味噌雑煮を食べているとちょっと贅沢な嬉しい気分になります。
雑煮を食べ終わるとお店の方が「そろそろ豆かんおだししましょうか」と聞いてくれます。
一緒に持ってきてくれてもかまわないのに、わざわざすいません。
このお店の方は丁寧に接客してくれます。
というわけで豆かん登場。

小さいと銘打ってたのですが十分なサイズではないでしょうか。
まあ何しろその前に生麩とお餅を食べてるわけですから。
豆は塩味が効いていてしっかりしています。
寒天もまったく臭みもなく美味しいです。
これに黒みつが絡まるわけです。
ちょっと甘いなと思ったのですが黒みつもしつこすぎずいいのではないでしょうか。
さて一方のクリームあんみつ。


白味噌雑煮の控えめさと異なり、ガツン系ともとれるこのビジュアルにはテンションあがりますね。
先ほどの豆かんに餡子、アイス、白玉、果物がのっかって豪華なわけです。
いずれも申し分なく美味しく、むしろアイスと黒みつがちょうどいい具合にとけあってマイルドな味になりこちらのほうが美味しかったです。
次回は「丸豆かん(豆かんにバニラアイスをのっけたもの)」を頼みましょう。
これ以外にも煮あずきや、季節限定でぜんざい、かき氷なんぞがありまして。
そちらも是非とも食べたくなりました。
この辺は春に限らず、散策するにはもってこいの場所なので、また新緑の季節あたりに伺うことにしましょう。
■所在地:京都市左京区浄土寺上南田町37-1
■TEL:075-761-4127
■営業時間:AM10:30~PM5:30
■定休日:不定休
喜み家 (きみや) (甘味処 / 元田中、茶山、出町柳)
★★★★☆ 3.5
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