
2008年2月にオープンしたばかりの京都駅構内施設『SUVACO』。
本日ぷらりとランチして来ました。

2階はカジュアルフードに雑貨、3階がレストランとビューティースペースになります。
といってもそれほど広いものではないので、3階レストランも4店舗のみ。
しかし宇治の『中村藤吉』を入れているあたりポイント高いですね。
さてランチですが、和食、イタリアン、スペイン料理の3店があります。
今日の気分は和食。
ということで和食『はしたて』のほうへ。
こちらは『和久傳』が丼&鍋もののお店としてオープン。
店の雰囲気、客層、価格も異なるので、あえて「和久傳」の名は前面にださなかったのでしょうか。
さて、店内の様子ですが、スペース上、縦長の作り。
こじゃれた蕎麦屋という感じでしょうか。

メニューは丼もの、麺ものがあります。
ただ、そこはただの丼や麺を置いても意味がない。
使用する食材が一味違います。
蟹、このわた、雲丹、すっぽん、ごま豆腐、湯葉、鯛、穴子、合鴨といったラインナップ。
京都らしさと高級感を匂わせるのはさすがに商売上手。
というわけで今回は「鯛の胡麻味噌丼(1365円)」と「穴子と胡麻豆腐丼(1365円)」をオーダー。
それぞれ丼に味噌汁がつきます。
が、味噌汁はプラス料金で麺や雑煮に変更可能。
というわけで400円もプラスして「白味噌と季節の餅」に変更しました。
まずは「鯛の胡麻味噌丼」。


刺身用の鯛に程よい胡麻味噌を絡めてたっぷりと丼の上に盛り付けています。
シンプルですが美味しい。
胡麻味噌も全然辛くなく上品なもんです。
でこの鯛丼はお茶漬けにすることもできます。
というわけでお茶漬けにしてみました。

胡麻味噌が辛くないのでお茶漬けにするとさっぱりしすぎて微妙です。
添えている佃煮や味噌を入れると良いでしょう。
個人的にはお茶漬けではなく、出汁茶漬けにしていただくと嬉しいのですがね。
さて。丼もいいのですが、汁物も捨てがたい。
「白味噌と季節の餅」。いわゆる雑煮です。

ついね。このビジュアルに惹かれてしまいました。
正月以外で白味噌雑煮を食べることがないので嬉しいですね。
ただ、ここの白味噌はまあ美味いという程度です。
もう少し期待したのですが、まあこんなもんですかね。
餅はよもぎのお餅がどんとひとつ入っています。
こちらもいたって美味しく頂けます。
ただ、ビジュアルに期待しすぎた感があります。
さてもうひとつの丼「穴子と胡麻豆腐丼」。

こちらも素晴らしいビジュアルです。
穴子は炙っていてとても美味しい。
ごま豆腐も美味しいのですが、そのコラボレーションと言われると、もひとつしっくり行ってない気がします。
まだ改良の余地があるのではないでしょうか。
これが「和久傳の味だ」で豪語されれば、しょうがないですけどね。
全体評価として、JRの改札口目の前と言う立地で、気軽に京都らしさを楽しめるお店としては十分じゃないでしょうか。
ゆっくり京都を味わいたいけど時間がない、という方にはもってこいだと思います。
おそらくそういう方をターゲットにしているのでしょう。
そういえば、お一人様の女性が多かったですね。
接客もまだ不慣れな部分はありますが丁寧に接していただけました。
夜は鍋物ということで、また午後23時までと遅くまでやっているので、機会があればそちらも行ってみたいですね。
■所在地:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 スバコ・ジェイアール京都伊勢丹 3F
■TEL:075(343)4440
■営業時間:AM11:00−PM23:00
■定休日:伊勢丹に準ずる
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