
政令指定都市・堺市のメッカ。
それが堺東。
まだまだ垢抜けない昭和の匂いが残る街。
そんな堺東の中心にあるのが「銀座通り商店街」。
実際の銀座とはかけ離れているところがまたなんともいじらしい・・・
さて本日のお店はその銀座通り商店街のすぐ外にあります。
店の名は『ぜん屋』。
夜になると肉がジュウジュウと焼けるいい匂いが漂ってきます。
ただし。
少しばかり入りにくいのです。
京都の料亭とは異なる意味で一見さんお断り的な雰囲気です。
立ち飲み的な昭和な匂いのする店です。
常連の威勢のいいオッチャンしか入ってはいけないような気さえしてきます。
しかし
七輪で肉をジュウジュウ焼いて食べたい。
お手ごろ価格で食べたい。
という誘惑に負け意を決して踏み込みました。
中は期待通りです。
テーブル席が数席とカウンターが数席のこじんまりとした店です。
もちろんテレビが奥の角に備え付けられておりただ今放映中です。
昭和な店にはこれは必須アイテムです。
そしてマスターと気のよさそうな奥さんが迎えてくれます。
思ったよりもお若いですねお二人とも。
カウンターに座るとさっそく七輪の登場です。
中では炭がいい具合に燃えております。
もちろんここには無煙ロースターなんて設置されていませんから荷物は奥さんから渡されるゴミ袋の中にしまいます。
服に匂いがつくのは最初から承知の上ですが。
さてようやくお肉にありつけます。
外の看板ではオール350円でしたが値上げされているのかほとんどが400円だったと思います。
それでもお安いですよね。
まずはタンからあっさりレモンで頂きます。

お値段がお値段ですから若干薄く切られているように思いましたが、いただく分には何の申し分もありません。
サービスでキャベツもついてきます。
続いてハラミ、カルビ、バラ、ミノなどホルモン系を頂きます。

特に肉の臭みもなく美味しいですね。特にホルモン系が美味しいと思いました。
もちろん、焼肉屋のメニューは肉だけではありません。
キムチの盛り合わせもオーダーしました。

これは自家製で漬け込んでるんですかね。
そこらの焼肉屋のキムチよりも断然美味しいと思います。
この日はテールスープが売り切れだったので、代わりにキムチクッパをオーダー。

これも美味しいですね。
単品で食べにきてもいいぐらいです。
店の外見とは裏腹にサイドメニューのクオリティー高いですね。
いや、こういう店だからこそ旨いものが出てくるのかもしれません。
マスターが作られているのか、奥さんが作られているのかわかりませんが、密かに尊敬の念で見つめておりました。
ただしひとつ残念だったのが白ご飯がパサパサだったことです。
焼肉には白ご飯は相棒といっても過言でないぐらいの組み合わせです。
その相棒がパサパサでは焼肉も活きてきません。
お釜が悪いのでしょうか。改善されると大変嬉しいものです。
食べ終わると奥さんがお茶のサービスをしてくれました。
なんだかほっこりです。
さてこの店については全然データがありません。
偶然歩いていて見つけたお店なので。
今度行ったときにでもマスターに店舗情報の詳細を聞いときますか。
■所在地:大阪府堺市北瓦町1近辺です。すぐ側にローソンがあります。
■営業時間:夜ならだいたい開いてると思います。
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ユッケもお肉もとても美味しかったです。癖になりそうです。
>あすかさん
コメントありがとうございます。
また見てやってください。
生センマイが食べたいなぁ~